
見るもの聞くもの感じるものを、気が向くままに展示している美術館。museo watalissはそんなサイトです。
先日千駄ヶ谷のAfternoon Teaに立ち寄ってお茶していたところ、置いてあったフリーペーパーにて『絵本の世界展』なるイベントを開催中と知った。なんでも、3人の絵本作家をフューチャーしてAfternoon Teaでキャラクターグッツを販売するイベントだそうで、10/28まで一部店舗で開催しているらしい。
その傍らには子供の頃から慣れ親しんだ可愛らしい黒猫の絵が。オォこれはハンス・フィッシャーの絵本ではないか!なになに?グッツ購入者にもれなく『こねこのぴっち』特製ポストカードをプレゼント?これは欲しいっ!
私にとってハンス・フィッシャーは大切な大切な絵本作家で、小さな頃に読んだ『おたんじょうび』は未だ鮮明に覚えている。
森の中で動物たちと仲良く暮らすおばあちゃんの誕生日をこっそり準備してお祝いしようと、あれやこれやと準備に奮闘する動物たちの愛らしさったら。雌鳥が生んだ卵で大きなバースデーケーキを作ったり、ちょっと怪我をしながらも部屋中の飾り付けをしたり、ページいっぱいに動物たちが走り回っている様子が描かれていて、その繊細で大胆な線と豊かな表情に子供ながらに魅了された。
私の母は絵本選びの名手だったのか、外国の作家や日本の絵本など千差万別、他にも沢山の絵の美しい絵本の思い出があるのだけれど、一番好きだったのは『おたんじょうび』だなぁと今でも思う。『おばけりんご』や手塚治虫の『ちっぽくん こんにちは』も捨てがたいけど。
さてさて、雑貨売り場には絵本展の棚が置かれ、ハンス・フィッシャーの他に、エリック・カール、colobockleの立本倫子さんの絵本から飛び出したキャラクターグッツが並んでいて、子供ならずとも頬が緩む可愛さ。
ぴっちグッツは小さな人形やハンカチ、トートバッグ、タイルのコースターなどなど。ぴっちの刺繍が可愛いシンプルなハンカチにしようかなぁと思ったのだけど、前から迷っていた携帯のモニターフィルターを買う事に。モニターフィルターはギャルっぽくて恥ずかしいなと思いつつ(”ギャル”って死語?)、携帯をいじる度に他から見られるのが嫌だったので、これを機にギャルの仲間入りをすることにした(なんか根本的に違っている気がするが)。
特製ポストカードは横長で、これまたカードから飛び出す勢いでフィッシャー作品ではおなじみとも言える動物たちが描かれている。ぴっちはハチワレタキシード柄の黒ブチ猫で、やっぱりここでも私の好みにドンピシャリ。おばあちゃんの優しいリンゴほっぺの表情も、おどけキャラのハシュパピー君も可愛くて可愛くて。
いい歳をしてポストカード獲得に散財?してしまったけれど、なんだかとってもラッキーな気がするのでした。
Afternoon Tea千駄ヶ谷店はちょっと変わった店舗で、右側は雑貨が、右側はティールームになっていて、AfternoonTeaベーカリーとスターバックスが同じ空間に同居している。
建物の裏手には駐車場と駐輪場がしっかりとあるので安心してくつろげる上に、テーブル席がそこそこにあるので、撮影の仕事をしていた時にメチャクチャ通った。都内を車で走り回って代々木方面に向かうとなると、ちょこっとだけルートから逸れて千駄ヶ谷店に入り、コーヒーで一息つきながら図面を広げて仕事内容を再チェックし、スケジュールを整えてからトイレに立ち寄り、怒涛の後半戦へ突入~というのがパターン。
電車移動の人だと違うのかもしれないけれど、車移動の仕事人で、図面と手帳をガバッと広げて仕事が出来る場所はあるようでないのが実情。運転しながら「これは手配済み、あれは未解決、後で○○さんに電話して・・・」と段取りをまとめるのは難しいもので、わずか5分でも時間を作って一息入れた方が返って効率が良かったりする。
そういう重要なひと息タイムに求められるのが、駐車場・トイレ・テーブル、そして美味しい飲み物(プラス食べ物)。全部揃っている千駄ヶ谷店は、私のみならずスタイリストのお仲間みんなの愛すべき店。
今でも時折表参道方角へ自転車を走らせる時に立ち寄っては一息入れている。これからもお世話になりますよ、Afternoon Tea千駄ヶ谷店さんっ。