ずんぐりと丸っこいライオンやユーモラスなネコなど、愛らしい陶器のフィギュリンで有名な、北欧スウェーデンを代表する陶器デザイナーのLisa Larson(リサ・ラーソン)。以前から欲しいなぁと思いつつも、ミントコンディションになると数万円にもなるお値段の高さに、なかなか手を出せずにいた。飾るだけのオブジェ類に手を出さないよう気をつけていた事もあって、陶器のフィギュリンは縁遠く感じていた。
ところがこの夏につい買ってしまったのがガラスの白くま。ROYAL KRONA社製で透明感のある綺麗なガラスに、ほのぼのとした表情の白くまのシルエットがなんとも可愛らしい。ユーモラスなフィギュリンのラインナップと比べると比較的クールで、言われないとリサの作品とは思えない辺りが個人的にツボ。ひっそりこっそりリサのグッドデザインを楽しんでいます。
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片面は立体的で毛並みの様子も刻
まれてふんわりと暖かい空気があり、もう片面はフラットになっている。ペーパーウェイトだったのかな?なんて思ったり。
立てて飾る事が出来るので、以前fogのフリマで買う事が出来て狂喜乱舞した、スタイリストの岡尾さん出品のダーラナホース3匹と、キーチェーンを外したUnimelCatと一緒に並べて、上からぶら下がっているなんちゃってKay Bojesenオサルも交えて”アニマルエリア”をいつも眺めている。
お世話になったのはオンラインショップの『humming joe』。北欧の有名無名を問わない可愛いラインナップが好きで、いつもチョコチョコと覗いては「欲しいっ」「買いたいっ」を連発していた。クロスのセンスが良くって、布物の新着情報をゲットしてはワクワクしているのだけれど、いつも一歩及ばずSOLD OUTに・・・。残念。
今回の白くま君も、こちらで紹介されていなければ、Lisa Larsonが陶器のみならず様々な素材で作品を製作している事を知らなかったので、商品を買えたのと同時に一つ知識が増えてありがたい限り。
こんなにユーモラスで温かみのアル動物たちの生みの親であるLisa Larsonってどんな女性なんだろうと検索して見たら、JDNのサイト内で書籍出版のレポートがあって、Lisaの作品や本人の写真にもお目に書かれた。恰幅の良い(失礼っ)体格に、髪を覆うように巻いたスカーフがお洒落なオバチャマといった感じで、なんとも人懐っこそうな笑顔が印象的。なるほど、数々のフィギュリンのおおらかな表情とご本人の笑顔が見事にリンクする。
今も精力的に制作活動をなさっているそうで、かつてグスタヴスベリ社で発表した数々のフィギュリンが近年復刻されたのもあり、コレクターによる人気も熱が冷める事がない。
JDNに載っていたLisaの代表作の一部、どれもこれも欲しくてたまらない。特に参考作品?の『アリを見ている子供』なんてたまらないなぁ。子供の何気ないしぐさをこんなに可愛く作品に閉じ込められるなんて、その視点とセンスに感動してしまう。
我が家で涼しげにダーラナホースと肩を並べている白くま君、夏は過ぎたけれどももうちょっと飾っておこうかな。というか、ガラスの涼しさとは別に、ガラスの持つぬくもりも味わえる作品なので、年中無休で楽しみたいなと思う。
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近所で見つけたカフェに行ってみようと自転車を走らせたらあいにくの休業日。じゃぁちょっと足をのばして見ようかと路地を通りぬけ、散策の終着点は駒場にあるFreshnessBurger富ヶ谷店に。
ガソリンスタンドの横にチョコンと建つ小さな家はちょっと日本離れしたノスタルジックな雰囲気で、世田谷から渋谷に抜ける裏道を走る車の中から、立ち寄ってみたいなぁといつも思っていた。
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この富ヶ谷店はFreshnessBurgerの記念すべき第1号店。今では国内外に200店を越える店舗数を誇る”手作り系”ハンバーガーの第1歩が、ずいぶんと駅から離れた所にピョコッと誕生したのかと思うと、なんとも不思議な場所を選んだなぁと思わずにはいられない。渋谷からも駒場東大前からも代々木上原や代々木八幡からも、結構歩かないといけない場所なんだもの。
実のところFreshnessBurgerは敬遠しがちなバーガー屋さんだった。オーダーを受けてから調理するハンバーガーは凄く美味しくて、味においては大好きなモスバーガーと同じくらい美味しいと思っているのだけれど、以前働いていた場所の近くにあった店で随分と待たされて、「ファーストフードなはずのハンバーガー屋さんで20分以上も待つのはツライ」と、徐々に足が遠のいてしまった。
ところが、いつのまにやら待ち時間もグッと短くなったようで、ふわっと大きなバンズや肉厚なトマトなどなど美味しさも満点、立ち寄りやすいお手頃プライスなど、3拍子揃って大好きレベル急上昇に。チョコチョコとFreshnessBurgerに立ち寄るようになった。
第1号店で食べたのは、みじん切りのたまねぎが美味しい『フレッシュネスバーガー』とオレンジティー。ただオレンジエッセンスを入れただけの紅茶ではなく、ちゃんとティーサーバーに輪切りのオレンジが入れてあって大好きなドリンク。ムッシュが頼んだ『スパムバーガー』とピンクグレープフルーツジュースも美味しくて、バーガーを頬張りながらムッシュが「Freshnessburgerってこんなに美味しかったっけ。なんか見直した」とポロリ。お気持ち分かりますっ。
アーリーアメリカン調の内装に、グリーンの扉が目印のFreshnessburger。歩いて行けるご近所にあったらなぁ~。
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ムッシュは普段は料理をしない。手を借りたい時や私が台所に立てない時は作ってくれるけれど、普段の我が家のコックさんは私だ。
そのムッシュが時々自ら台所に立つ時がある。前は煮卵作り。ラーメン屋さんで出てくるプルンとした煮卵がご家庭で出来ると調べて、結構な量をせっせと作っていた(その写真はまたいずれ)。
そして今回のお題はコンデンスミルク。カキ氷にかけたいとコンデンスミルクのレシピ探しをしていた。牛乳と砂糖だけで出来るそうで、ムッシュの意気込みにあわせていざクッキング。
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レシピは『ひたすら煮詰める』こと。焦げ付かなければ沸騰しても大丈夫だそうで、噴きこぼれないようマメにかき回していればOK。談笑しながら細火でひたすら煮る。
初めは鍋にたっぷりとあった牛乳が徐々にかさが減り、色も若干ベージュっぽくなってくる。しかしなかなか市販のコンデンスミルクのようにトロ~リとならない。地味にかき混ぜ続けなければならない。最近作っていないけれど、フルーツジャムよりも煮詰めるまでに断然時間がかかっている。

かさが1/3くらいに減ってやや経った頃に、ヘラの先の牛乳がモタッとしてきた。味見して見るとコンデンスミルクの味!ムム、完成まで後わずか。
と油断していたらブワッと泡が吹き上げてきてあわててかき回した。ネットで検索したレシピでは『ヘラを掻いてスッと鍋底が見えたら完成』とあったので、これにて鍋を火から下ろして、煮沸消毒した瓶に詰め替えて荒熱を取った。
な、なんかミルキーみたいに固まっているんですけど(笑)。煮詰めすぎたのか、牛乳の1/2が完成量の目安と言うのに、それよりもはるかに少ない量で、濃厚でコッテリとしたコンデンスミルクが出来上がった。
ネットでヒットした検索の中では、鍋に入れた牛乳を直火で温めるのでなく、ボウルで湯銭にかけて時間をかけて煮詰める方法も載っていた。多分この方法だと煮詰まりすぎて硬くなる前に頃合が分かって良さそうなのだけど、どれだけ時間がかかるかと思うと・・・ウゥ、楽な方に走ってしまう。
これではちょっと食べられないなぁと言う事で、再度湯銭にかけて緩ませてから牛乳を注ぎ足してのばした。好みのトロトロさまでのばしてから冷やしたバナナにかけて食べてみたら・・・ウマイ!!のばしたおかげで甘みもちょっと緩まって市販の物よりも食べやすい甘さになり、二人揃ってあっという間にペロリとバナナを食べてしまった。
あんまり食べ過ぎるなよ~と笑いながらムッシュが出かけたので、早速バナナのコンデンスミルクかけを食べようと取り出したら、瓶は開かないし、無理やり開けてもまたコンデンスミルクが固まり気味だったりで、理想的な仕上がりには遠い様子。もうちょっとデータを揃えて、次に作る時により美味しくしたいなぁと思ったり。
ムッシュは次の機会では砂糖ではなく水飴を使ってみたいといっている。あのとろみの主は水飴と踏んでいるらしい。私なんかよりはるかに研究熱心だわ。
ちなみにカキ氷はまだ試していない。カキ氷マシーンを持っていないし、ムッシュが食べたいかき氷がなかなか売っていないんだとか。私はカキ氷よりもイチゴにコンデンスミルクをつけて食べたいなぁ。今時期にイチゴなんて売っていないから高級フルーツ店でも行かなければ叶わないんですが。
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夏も終わり、恒例の?夏バテが押し寄せてダルンダルンになっている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
我が家は先週一週間、非常に葛藤を強いられるキビシー時間を過ごしていた。どうにかしたい思いと出来ない現実、強い日差しと稲妻とどろく豪雨、とってもとっても無力感を味わった。
それは一匹の仔猫のせい。ミ~ミ~と可愛らしく、でも必死に鳴き声をあげる、明るい金茶色のトラ柄の毛をまとう仔猫のせい。ウギャ~~ッ。
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1ヶ月ほど前に野良猫が仔猫を生んだのは知っていた。3匹か4匹、母親似の白地のブチ猫と父親似のトラ猫で、近所で飼われているもの凄くおおらかな犬の近くに棲み処を陣取って、道路から姿を見ようとキョロキョロしている人間(私とかムッシュとか通行人)を興味深そうに見つめたり、兄弟でピョンピョンと遊んでいるのをよく見かけた。
近づけないため遠巻きに見ていただけだったので、「今日帰りに見かけちゃったよ」「ウソ、ズルイ~~」などと仔猫目撃報告にはしゃぐ程度だった我が家。かねてから猫を飼いたくて仕方が無く、でもペット厳禁のアパート暮らしの身なので夢のまま終わっているので、飼えないながらも近くで仔猫が走り回っている様子を見るのは小さな楽しみだった。
おりしも3連発で読んでいたのが『猫に恋して』と『ヨーロッパを旅してしまった猫のはなし 2000GT』と『パリ季記』の猫本(『パリ季記』は猫メインじゃないけれど、猫沢エミさんの愛猫ピキが登場)。前回の本からファンだったLa hortensia azulの黒猫ノロの旅も面白かったけれど、なにより『猫に恋して』で筆者の高田理香さんが、猫が飼えない不動産なのにこっそり2匹も同居したり、近所で仔猫を保護して3匹目として飼ったりと、私たちが求めてやまない暮らしを実行している姿にググッと来てしまった。
それが・・・。
夕日がすっかり落ちた頃、道路の脇の植え込みの奥からミ~ミ~と鳴き声を聞いた。彼らの棲み処からは100m以上、仔猫が自力で歩いてきたとは思えないほど離れている。でも植え込みを覘いて見ると件の茶トラ仔猫の様子。手を伸ばして見ると逃げるどころか近寄ってきてミ~と鳴く。カ、カワエエ~~!
明らかにはぐれ猫なので、仔猫を抱いたまま母猫を探して現場と棲み処を往復するも、母猫は見当たらず。一度は発見現場に戻して立ち去ったものの気になって仕方がなく、またしても二人で出動して仔猫を確保し、母猫探しでウロウロ・・・。すると今度は棲み処の辺りでうろつく母猫を発見し、そっと仔猫を引き渡してその日は退散した。いや、退散と見せかけて道路の端に座り込み、母と子の鳴き声二重奏を見届けてから家に入った。
「いや~いい事したね~」「可愛くて連れ帰っちゃいそうな思いと葛藤したよ」と自己満足の人間二人で談笑。母猫と合流できて万事解決・・・と思われたのだけど。
翌朝聞こえてきたのはまたしても仔猫の鳴き声。「ちょっと、カーチャンはどうしたのよ!」と表に出ようとしたらご近所のおばちゃんの立ち話が聞こえてきた。
どうも母猫は育児放棄らしい。他の仔猫の所在は分からないが、とにかくこの茶トラ仔猫は見放されているっぽく、夕べから犬小屋の近くで鳴き続けていたという。まだ巣立ちの時期には見えない小ささで(実家の猫が生まれた時はもうちょっと大きくなるまで母猫と一緒だったと思うんだけどなぁ)、棲み処にしていた場所はちょっと出れば車がバンバン走る道路があるので、おばちゃん達も轢かれないかと心配している模様。
昨日の行為は余計な事だったんじゃないかと後悔がよぎったのも束の間、窓からおばちゃんをチラ見したら小さなダンボールを持って仔猫を探していた。それで「あぁおばちゃんが保護してくれるんだな」とひと安心してその日は出かけた。実際、その日はそれっきり鳴き声は聞こえてこなかった。
なのに~っ。
翌日の夕方、再び同じ辺りでミ~ミ~と必死の鳴き声が。棲み処の道路向かいにある植え込みにもぐり込んだ件の仔猫がプルプルしている。近くには二羽のカラス。バッグをブンブン振って追い払う人間一人(私)。非常に困った状況に陥ってしまった。おばちゃんの保護が失敗したのか、そもそも一時保護だったのか分からないけれど、ともかく母猫からはぐれてしまった仔猫は鳴き続けていて、家の中からもその声が聞こえてくる。ウゥ苦しいっ。
大家さんにペットの交渉をしようかと真剣に悩んだけれど、元来の動物嫌いに加えて非常にルールに厳格な方なのは当初から知っていたし、おとなしくルールに従って暮らしている我が家を信頼してくれているのも分かっていたので、ここで無理難題を突きつける勇気は無かった。
真剣に考える。「ここを出てペット可の物件に引っ越したほうがいいんじゃないか・・・」。って、まだ飼ってもいないのに。
夜の闇が広がると共に声が大きくなる。表では泣いて仔猫の保護を訴える女の子と、「ダメ!ウチでは飼えないって何度も行ってるでしょ!さ、走るのよ!」と後を追ってくる仔猫を振り切って走り去る母親の声。お母さんの言い分も分かるが、ここは一つ女の子の方を応援してしまう。頑張れ女の子!お母さんを説得して保護してくれ~(他力本願)
帰宅したムッシュも超心配顔で、二人で家の中を逡巡。我が家ではどうやっても飼えない、でも仔猫を何とかしないと死んでしまうかもしれない。何も悪いことしてないつもりだけど、何でこんなに苦しまなくちゃいけないの~~っ。
最終的に「あいつは野良猫で、人にすがっていては結局生き残れない。自力で頑張って乗り越えるしかない」と苦渋の決断。保護は諦めて、植え込みに雨宿り用のビニール傘とミルクだけセッティングして立ち去ろうと言う事になった。
が、外はものすごい稲光と殴りつける雨粒。私達も思いっきりひるんでしまって道路に出られず、玄関の前で傘を持って佇むばかり。一回だけ雷に驚いた仔猫の「ミャガ!ホゲ~!」みたいな悲鳴が聞こえてきた。
ようやく雨脚が収まり現場を覘いてみると、なんと既にビニール傘と餌らしき物が!先ほどの母子なのかダンボールおばちゃんなのか、はたまた別の誰なのか、はぐれ仔猫を気に掛けていたのは我が家だけではなかったようですっごく安心した。
・・・・・
それっきり茶トラの仔猫は見かけていない。茂みを注意深く見ているけれど生きているにしろ死んでしまったにしろ姿は見えず、母猫も含めて気配は全くない。もし死んでしまったとしたらカラスが襲来するだろうから(その気配は全くない)、住処を別に移してどこかでまだ元気にしているんだと信じている。
一つは母猫の改心。他の仔猫と一緒に面倒を見る気になった母猫に毛づくろいをしてもらっている。
もう一つはあの母子。女の子の涙の説得と仔猫の愛くるしさに負けたお母さんが渋々保護して、今ではすっかり仔猫に胸を射抜かれて溺愛している。
こんな二つの図を想像しながら、平穏に戻った棲み処の界隈を私は歩いている。いつかヒョッコリ「あの時の茶トラです。ども~」と姿を現して、スリスリとかゴロゴロとかしてくれたらいいな~なんて思いながら、猫を飼いたい思いは膨らむ一方なのだった。
それにしてもウチの近所は野良猫が多いよ。何も手を尽くせない無力感だけはまだまだ続きそうで切ないッス。
※写真の猫は近所の飼い猫。自ら歩み寄ってお腹をバ~ンと出し「撫でれ~」と上目遣いでこちらを見る。たまらんっ。
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