以前ムッシュのお友達の実家の引越しを手伝った事がある。そのお宅はとにかく多くの書籍を持っていて、私たち兄妹が子供の頃に買い与えられた図鑑や百科事典、文学全集などが所狭しとあった。区に申請すると、区が不要な古本を引き取ってくれるという事でそれらは引越し荷物には積み込まなかったのだけれど、それらの中に、亡きお母様が購読なさっていたという『暮らしの手帖』が山のように出てきた。
私の実家の母も以前から気になる特集の時にチョコチョコと買っていたので、本に目を通したこともあるし、暮らしの手帖がスポンサーを設けず、常に公正な立場で商品の比較実験をして様々なデータを世に伝えたという功績についても知っている。
山積みの暮らしの手帖を見たらどうしても手にとって見たくなり、ムッシュのお友達にお伺いを立てたら(笑)、快く全部譲ってくれた。ワ~ォ
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1号から100号までいただいた(何冊か無くなっていた)ので、その数90冊近く。コンディションがまちまちだったので全部読破とまでは行かなかったけれど、読めば読むほど凄いコンセプトの本なんだなぁと実感した。
先にも書いたように、暮らしの手帖はスポンサーを持たない。普通の雑誌のように「広告料さえ払ってくれれば企業の内容は問わない」風潮とは大きく違う。インテリア雑誌なのにダイエットエステの広告が載るというトンチンカンなことは暮らしの手帖には有り得ない。
暮らしの手帖は高度成長期で急速に物が増え、一般サラリーマン家庭が豊かになっていく『物質社会』が形成されていく中で、”危険な物”や”無くてもいい物”、”必要な物”などを常に検証し、奨励したり警鐘を鳴らしたりしてきた。
一般住宅からかまどが消えて、かわりにガスコンロが登場すれば、各メーカーのガスコンロの特徴を比較し、もっとも安全で優れた物を紹介した。オシャレなだけのヤカンの熱伝導の悪さを指摘し、従来から使われてきたアルミヤカンの良さを見直した。一日中家事に追われる主婦の家事導線がシンプルになるような、オリジナル調理台を作ったりした。当時から過剰包装の無駄を訴え、汚染される水や土を憂いた。
これらの提唱には膨大な時間と実験するための費用が必要なのに、暮らしの手帖はスポンサーをつけようとはしなかった。スポンサーをつければ、スポンサーの面子を潰すような問題提起はしづらくなるし、偏った結論を出す雑誌は読者を欺く事になるという、初代編集長 花森安治さんの強い信念が今もなお編集の現場に受け継がれている。
その信念は読者からも厚い支持を受けている。実家の母が未だに古い号を捨てずにいるのには暮らしの手帖から今でも学びえられる事が多いからだろう。
堅いお話は終わりにするとして、暮らしの手帖には写真やレイアウト、イラスト、フォントに引き込まれる力が宿っている。古い号を読んでも、ハッとするような美しい写真が載っていたり、小さく気の効いたイラストが織り込まれていて見ていて飽きない。
ことさらに花森安治さんのフォントは「このフォントがPCフォントとして発売されたら買っちゃうかも~」と思うくらいに味わいがある。手書きで何度も線を重ねた、時間をかけて綴られた文章という感じ(暮らしの手帖サイトのトップページで拝読できます)。
また、花森さんのイラストも素晴しい。もともと絵の心得があった花森さんが、外注に出さずに自分で表紙から挿絵まで描いたのは、絵が好きなだけではなく予算の苦しさもあったのだろうけれど、趣旨貫徹した雑誌を作るのに様々な利害を盛り込みたくないという思いもあったのではないかと勝手に憶測する。
写真にしてもイラストにしても、その時代で一番輝いているワクワクするような物を被写体にしている。シンプルで力強く、ちょっとだけ茶目っ気も出してみる。今見ても新鮮だし、脳裏に淡く優しく残る物が多い。
私がblogで撮る写真も少なからず暮らしの手帖の持つ独特な雰囲気に影響されているし、あんな風に風景や物を切り抜けられたらと思っている。
残念ながら大量に譲り受けた本は大半がコンディションが悪く、泣く泣く処分してしまったのだけれど、せめてと思って、表紙だけ全部切り取ってスクラップにした。そのごく一部だけれどコレクション公開☆




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撮影の美術スタイリストは仕事のたびにスタジオに様々なセットを組む。毎日引越しをしているのと同じようなものなので、引越し業者顔負けに物を運んだり積み込んだりする。
私もご多分に漏れず運搬の技術を身につけたので(笑)、かつて引っ越し業者に頼んで引越しをしたことがない。全部自分+スタイリスト仲間。車も自分で押さえて自分で運転。引越し費用はかなり節約できるけれど、いい加減体がキツイお年頃になっちゃった・・・。
今回の内装替えで大量に商品を運んだけれど、これらも当然自分で運んだ。お手伝いに来てくれた仕事仲間も手馴れたものなので、あっという間に積み下ろし完了。
手際よくやるにはコンビネーションと便利な道具が不可欠。今回もまたこの台車をフル活用。台車一つでスピードが全然違ってくる。
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この台車はお店を立ち上げる時に東急ハンズで購入した。堅牢で厳めしいでかいヤツと迷ったのだけれど、狭い店内で台車を転がすにはコンパクトな方が使い勝手がよかったので、プラスチックベースでハンドルがたためる、平台車にも押し台車にもなる、この台車を選んだ。
この台車はハンドルをたたむとベースにすっぽり収まるようになっているので、横から見るとフラットな状態になる。大きな物や平たい物を平置きにして運ぶ時にフラットベースはとても便利。収納する時もハンドルが納まっているとスマートに狭い場所にも収まるので、お店に置いておくには便利便利。
ハンドルを立てれば押し台車に。さすがにベースがプラスチックなので恐ろしく重たかったり巨大な物には対応出来なさそうだけれど、洋書をコンテナボックス5箱分積み上げても大丈夫だったので、ウチの仕事具合だったらコレくらいで充分。
実のところ、いかにも業務用のグレーベースにブルーのバンパーをつけた台車が好きじゃなく、レモンイエローの可愛らしさに惹かれただけだったりするのだけれど、小さい割にはなかなか使い回しがいいので、いいチョイスだったと自画自賛している(笑)
毎日毎日、この台車が休まらないくらい仕事が繁盛するとイイナァと思いつつ、山積みになった未開封の商品をイソイソと開ける日々が続いております。いつまでも山が減らないのはなぜ?バイトでも頼んでやるべきなのかしら・・・?!
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ケーキをチョコンと置くサイズの真っ白いケーキ皿を探していた。手っ取り早くTEEMAにしてしまうのも手なのだけれど、何から何までそろえてしまうのは性に合わないし、スーパーホワイトが欲しかったので、ポッタリとしたオフホワイトのTEEMAは残念ながら候補から外れていた。
でもTEEMAの素晴しい点は何といってもリムにあると思う。直線でキュッと端を上げたあの風合いは甘からずシンプルで、使い勝手もとてもいい。
あのリムに似た真っ白なお皿なんてあるのかしらと思っていたら、ようやくCONRAN SHOPにてwedgwoodの15cmプレートに出会えた。滑らかな角度で長く伸びるリムの具合は何とも美しく、一目惚れとしか言いようがない。
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TEEMAに比べるとリムが長い。深さはあまり変わらないので、リムが長い分底面が小さい。ケーキやちょっとしたフルーツの盛り合わせなどは広い面積を必要としないので、この形とサイズは非常に理想的だ。
加えて程よく厚みがある。ケーキ皿というと華奢で装飾があしらってあったりするのが多いけれど、頻繁でない使用回数とはいえ、扱いやすさは購入の際には充分に考慮しないといけない。お皿洗いが苦手な私は儚い陶器は儚い運命にしてしまうので、ある程度厚みがあって安心できる堅牢さがある方が嬉しい。
ガラスに限ってはウスハリ好き。でも持っていない・・・やっぱり割りそうだもんなぁ
この真っ白いお皿はCONRAN SHOPとwedgwoodのコラボ商品で、CONRAN側のデザイナーはJASPER CONRAN。HabitatやCONRAN SHOP創始者のコンラン卿のご子息だ。洋服の世界で自らの名前のブランドを立ち上げているイギリスのデザイナー。
かたやwedgwoodは200余年の歴史を持つ歴史ある陶器メーカー。単なる食事の道具としての器の領域を超えた、芸術品としての陶器作品を数多く排出し、今なお世界に君臨する、知らぬ人はいないほどの有名どころだ。
2者のいいところをギュッと詰め込んだのがこのお皿なんだなぁなんて思ったりする。
このほかにボウルやカップ&ソーサーなども販売されているのだけれど、私はケーキ皿がダントツに気に入っているので、ちょこちょこと買い足していこうかと思っている。出来れば定番商品としてロングセラーになって欲しいけれど、コレは難しい願いかなァ。
そう、ケーキはお気に入りのパークハイヤットデリのミニキューブ型のケーキ。
値上がりしたでしょ、100円。かなりムッ。200円で気軽に買えるのが良かったのに300円だと他のお店と変わらなくなってくるではないか。しかも新しいラインナップで800円のケーキも登場。800円って・・・”気軽に”ではなくなってしまったのが誠に残念です。
でも美味しさは変わらない、。だからやっぱりお気に入りに認定。
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ようやく一山越えました。週末に怒涛の内装替え&商品大増量で死にそうになりながらも、何とか店を開けるところまでこぎ着けました。こんなにキツかったのは3年前の移転以来かもしれない。イヤ、それ以上だ。規模が大きかった事、日にちが極めて限られていた事、私が3年歳を取っていたこと辺りが要因か?
PC前に座れない日が延々と続いてやるせなかったのですが、徐々にではあるけれど落ち着きを取り戻したので、ノッソリと更新を続けられればと思っています。
(レスも全然入れられないほどblogから遠のいていたのに、沢山の方に見て頂いていたようで本当に嬉しいです。ありがとうございます~感涙)
それでは表題のストロベリーフェアとは何か。
ただいまムッシュがフェスタ真っ最中らしく、コンビニの苺メニューを食べては二マッとしているらしい。
最近の”超”お薦めはミニストップの練乳いちごパフェ 。定評のあるソフトクリームにフローズン苺がふんだんに詰め込まれた苺尽くしのお品でございます。
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もうひと品は通りすがりに彼が吸い寄せられたスターバックスのストロベリー クリーム フラペチーノ。苺比べをしてみようということになり、どちらもゲットして公園の青いベンチで試食大会。
ミニストップのは、かねがねソフトクリームの大ファンである私には結構満足のお味。コッテリとしたソフトクリームが美味しい。練乳がかなり甘いけれど、フローズンイチゴと絡まると甘味がいい感じに中和される。苺が多すぎるのが贅沢なお悩みかなぁ。
対してスタバのはミニストップに比べると薄い味に感じる。苺がゴロンッではなく、苺ソースをかけているのでかき混ぜると味が薄まっちゃうんだな、きっと。上に盛られた生クリームはシンプルで良かったけれど、ミニストップと比べるとちょっと寂しい印象になってしまった。残念無念。
そもそも、ソフトクリームとフラペチーノを食べ比べる事自体が無理があったようですが、夫婦一致でwataliss家のお好みはミニストップに軍配が上がった。
男の人はコンビニでこんなスイートな物を食べたりしないと思っていたので、ムッシュがキラキラしながら苺話をしているのを見てビックリしてしまった。彼もまた信じられないほど忙しく、疲労を回復するために自分でも気が付かないうちに体が甘い物を欲しているんだと思う。
私もこの内装換えの騒動の中、髙島屋で甘い物(特にシュークリーム)が食べたくて食べたくて倒れそうになってうずくまってしまったし(マジで)。髙島屋の2階から1階へのエスカレーターは地獄へ下る階段のように長く苦しいものだった(笑)
脂汗を流しながら必死で近くのジェラード屋に駆け込み命拾いをした。体に活力が漲るのを感じた瞬間は初めてだ。
多少なりとも糖分は摂取しないと命に関わりますっ(断言)
というわけで、みなさん甘い物を食べましょう。ビバ!練乳いちごパフェ!
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久しぶりにPC前に座れる時間が取れたので、久しぶりに写真を撮って、久しぶりにエントリーをしてみました。
昨日用事で渋谷に出た時にPARCOBookCenterで山積みになっていた『Fedor,』という本が目に留まった。カタカナ読みだと『ヒョードル』。大森伃佑子さんと岡尾美代子さんが二人で作ったパンをテーマにした本。
書店では見本の他はビニールカバーを掛けていたので、既に見本を手にしている女性が読み終わるまで中が確認できない。岡尾さんの本は脊髄反射で手に取ってしまうので、この際中に目を通さなくてもイッカと思い、一冊手に取ってレジに並んだ。
どうやらまだリリース日はもっと後らしく、PARCOBookCenterで先行販売していた模様。何も知らずに買えちゃってちょっとラッキーな気分。しかも、お会計を済ませたら先着順プレゼントとしてロシアンカラーの葉書と細長いバゲットのオリジナルポストイットを頂いた。オォ!更にラッキー☆
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さてさて、帰宅まで我慢が出来ず、電車の中でビニールカバーを外して読み始める。
読むというよりも”見る”といった方が当たりかもしれない。二人で訪れたロシアの田舎町でパンのある風景を撮り重ねている。日本から持ち込んだと思われるお手製パンや、パンをモティーフにしたマフラーや耳当てを身につけたロシアの少女の写真も多い。
ちょっと薄暗いガスのかかったような色彩の写真はどれもこれも極北の地ならではの空気感があって、眺めているとノスタルジックな気分になってくる。壁紙の褪せた花柄や寂しそうなレースのカーテン、どれを見ても息が白く凍るような寒々しさ。
ページの殆どはロシア少女とその風景で占められていて、パンに関するお話やトークはちょっと少なめ。お薦めパン屋さんや、パンにあわせるジャムや蜂蜜談義に花を咲かせている。そして岡尾さんと大森さんをもじった小さな童話もご披露されている。
唐突にエド・ツワキさんのクチュールパンinフランスレポートも寄せられていて、ゴルチエが自分の代表作品をパンで表現したイベントが載っていた。何でも面白がってトライするゴルチエらしくて面白い(けど着れないなぁ、パンでできたボンテージボディスーツは。笑)
岡尾さんの文章は気取らず飾らずおもしろく、岡尾ファンを作り上げるくらい人をひきつける魅力があると思っているので、その文章があまり読めないのが残念。
もちろん岡尾さん視点での写真というのは文章に必要不可欠な存在で、写真に寄り添うように書かれた文章が一層写真の愛らしさを引き立たせる感じさえするので、写真満載の本というのはうれしいのだけれど、それでも『もっと文章が読みたかったなぁ』というのが率直な感想だったりする。
最近買った本の中では、ちょいと辛口な評価となりました。
もう一冊、買った本でかなり気に入ったお手紙にまつわる本があるので、そのお話はまた今度。
ポストイットを自宅に置いてきてしまったので、機会があったら写真にとって追加します。
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フリーペーパーを送ってくださったnoricoさん、チェコの空の下からもステキなプレゼントを投函してくれていた。
仕事場のポストに入っていたエアメールの中身はチェコのポストカードと鮮やかな古切手。出発前に「何かステキな切手があったら送りますね~」というnoricoさんの言葉を思い出しながら、本当に送ってくれたことに大感謝。しかも発送元はチェコだからなおさらワクワクする。私が集めている古切手の中ではチェコの物がひと際味わいのあるステキな物が多いからだ。
さてさて、封を開けると期待以上の切手が入っていた。ずいぶん前から探していた切手が3セット、グラシン紙の小さな封筒から顔を見せている。細い線でエッチングのように描かれた切手部分と、同じテイストの絵があるタブ(余白)部分がセットになっている。切手だけなら日本でも手に入るのだけれど、余白のイラスト付きとなるとなかなか見つからない、意外なる幻切手なのです(私としては)。
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チェコの切手はこのようにエッチングタッチで描かれた古切手が多い。小さなスペースいっぱいに細い線が踊り、淡い色がサラリと乗っている切手は、どれを見ても喉から手が出るくらい欲しい物ばかり。図案も子供や草花、オモチャや道化師など可愛らしいモティーフ。
年代とともに線画は姿が少なくなり、グラフィカルな図案に移行していくのだけれど、このグラフィカルスタンプもまたセンスがいい。決して質がいいとはいえないザラッとした紙の風合いが一層雰囲気を良くしているとも思う。
私が見るのは古切手ばかりなので、最近のチェコ切手の様子はうかがい知る事もなかったけれど、noricoさんが同封してくれた現代の切手もいい感じ。昔とは違い発色の良いシンプルなデザインになっている。
私が新婚旅行で行ったブルガリアの切手も、けっこう鮮やかでピクトグラムのような図案が多かった。北欧ブームが到来して久しいけれど、切手に関して感じるのは、切手が素晴しいのは東欧だということ。北欧や南欧よりも圧倒的に素晴しい。どちらかというと地味目でおしとやかで素朴な印象なのだけれど、それが図案に変わると途端に表情が出てくる。
チェコの他にもルーマニアやブルガリア、オーストリアなどは切手探しの旅に出るだけでも楽しめそう。
これは私のコレクションから。チェコの不足用切手だそうで、目打ちがないから切手というよりも紙切れのような感じ。裏に糊を塗って貼り付けるらしい。郵便配達員がハツラツと配達している様子で、各金額のカラーリングがまたお見事。
チェコの切手は北欧の鮮やかなテキスタイルをバックにするよりも、ツイードのような重みのある記事の方が似合う気がした。
なので、最近暖かくなってきたので出してきたツイードのハーフコートの上で、切手を並べて、ハイ!チーズ。
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ムッシュの会社の方から鹿児島土産の薩摩揚げを頂いた。
自分ではスーパーの練り物コーナーで売っている”一袋おいくら”みたいな薩摩揚げしか買っていないので、箱入り状態のキツネ色の薩摩揚げは見ただけでググッと上手さ指数が上がる気がして、お腹がキュルルと鳴ってしまう。
早速煮物に入れましょうと箱から出したらムッシュがすかさずカブリツキ。ムムッとしたけれど「これ、このままでも相当美味いよ」という言葉に誘われて、私もカプリとかじったら。
あらら~、美味しい~。本場の味とでも言いましょうか、脂っこくなく塩加減も程よい薩摩揚げにイチコロ。
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煮物用に一緒に鍋に入る予定だった山芋にも手を出すムッシュ。ひとかけら醤油をつけて食べながら「これもこのまま食べたい」とな。
結局薩摩揚げも山芋も刺身状態でテーブルに登場。薩摩揚げの方は軽く火を通して焦げ目をつけて(というほど焦げ目が付かなかったんだけれど)香ばしくして盛り付ける。
それらをわさび醤油でいただくと・・・
ンッハ~。美味しいです美味しいです。
薩摩揚げは様々な形をしていて、ベーシックな小判型のほかに、俵型・まん丸・長方形とバリエーション豊か。それぞれにゴボウや人参などが入っていて、風味や食感も違ってくる。わさびのピリ辛が加わるとなお美味しい。
薩摩揚げといえば煮物に入れたり白和えやひじきに入れたりするくらいしか使ったことが無かったけれど、そのまま食べてもバッチリ美味しいというのは気付かなかったのでナントモ新鮮。
そういえば以前、フードプロセッサーで薩摩揚げを作った事があったなぁと思い出す。揚げたての薩摩揚げはモッチリというよりもフワフワとした食感で、かぶりつくと湯気が上がってたまらなく美味しかった。
フードプロセッサーは仕事場に持って行ってしまったので、今度はbamixで作ってみようかなぁと思ってみる。
薩摩揚げは今から200年以上前に誕生したらしい。そのはるか前からあったとされる竹輪を油で上げたのが始まりとか何とか。どこで誰がどのように編み出したのかは諸説あるようだけれど、いずれにせよ、薩摩揚げの生みの親に感謝感謝。こんなに美味しい揚げ物を食べられる私は幸せ者です。
(けっこう簡単に幸せをかみ締めるwataliss)
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長い間ホシイホシイと思いながらも買いあぐねていた物。PEUGOTのソルトミル。ようやくソルトミルを買えました~。涙。
PEUGOTといえばフランスの車メーカーとしてあまりにも有名。最近ではPEUGOTのロゴ入り自転車に乗って疾走しているオシャレサンを見かける。
が、ミル(粉砕器)まで販売している事は意外に知られていない。安物にPEUGOTマークを付けただけの粗悪品だと勘違いする一人までいる。
ところがところが。PEUGOTのミルは自転車よりも古く、その歴史は160年以上。屈指の鋳型歯車メーカーとしての技術を終結させたのがこのミル。名だたるコックさんに支持される優れた逸品なのだ。
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今まで、料理に使うのは荒塩をパイレックスのボトルに入れて、振り掛けるのはソルトボトルに入れて使ってのだけれど、岩塩をゴリゴリとミルで挽いた方が塩の旨みが活きると知ってしまったので、ソルトミル探しをしていた。
早くから候補に挙がったのがプジョー。岩塩や胡椒を粉砕する前に固定するプジョー独自(特許取得)の二重構造で、安定して確実に粉砕する。
選ぶ際のポイントである”堅牢な歯”はバッチリ。高品質熱処理鋼のグラインダーは屈強で歯が欠けたり磨耗する事もなく、どれだけ挽いても歯がボロボロになることはないとか。これまで使っていたミルがどうにもこうにも使い物にならなかっただけに、この部分は重要なチェック要素だ。
デパートの試し挽きでもプジョーのが一番軽快で綺麗に挽けた。あの手ごたえを感じたらもう他の物は目に入らなくなってしまう。
では結論がすぐそこまで見えているのに手が出せなかったのは何故か。それは単に予算オーバーだったから(汗)。
当初の予定として上限1.500円を設定していた。ところがプジョーは倍以上する。サイズ違いだと更に倍。たかがソルトミルにそんなに投資はデキマセンっと一旦は諦めたものの、あの感触が忘れられず他の物を手にとっても気が乗らない。じゃぁそんなに欲しいならば買うしかないでしょうと腹を決めつつ、「今月はちょっと出費が多かったから、来月こそ」を繰り返してズルズル来た。
そんな私の背中をドカ~ンと押したのがNoritamaさん。先に買っちゃイヤだ~とすがる私を尻目に、クリアのミルを見事ゲット。使い心地のよさをアピールされてついに私も陥落した次第で、かねてから狙っていたバリシリーズを購入した。
ホント、Noritamaさんの言うとおり、ガッチリシッカリ挽いているのがわかって気持ちがいい。ガリガリいいながらミルを軽く回しただけで、下からドンドン塩が細かい粒子になって落ちていく。無理な力も過度な回転もいらない。手首を軽く振るだけのアクションでOK。
パラパラとあられ雪のように降り積もる岩塩を見るだけで食欲増進、料理の腕も増進した気がしてしまう。
ちなみにプジョーのロゴマークであるライオン。車についている立ち上がる横姿の物とは違い、ミルに刻まれたマークは矢にまたがる四つんばいの物。
『ライオンの歯のような切れ味』を象徴するマークとして古くからプジョーの顔として君臨してきたらしい。Noritamaさんご指摘の通り、ウッドミルには刻印があるけれど、クリアタイプには刻印がない。ウ~ン、どうしてでしょうねぇ。
まだペッパーミルの方は買っていない。今使っているミルの歯がダメになったら買い換えるつもり。一気に揃えずとも、一つずつお招きするっていうのも楽しみが続いていいもんだ。
でもナチュラルウッドのミルは上の金具にある『S』『P』の文字でしか中身を識別できないので、ペッパーミルを買う時はチョコレートブラウンにしようかなと思っている。
ガリガリ、ガリガリ。塩をガリガリ。忙しくてもやる気がなくても、一塩振り掛けるだけでお味が変わるその瞬間。皆様お試しアレ。
このエントリーはNoritamaさんの『 Toujours/胡椒はごちそう』にTBしています
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