見るもの聞くもの感じるものを、気が向くままに展示している美術館。museo watalissはそんなサイトです。

Individual Archives : トルコ地下宮殿の恐怖

1026

04/10/26 トルコ地下宮殿の恐怖何度か触れているけれど、新婚旅行はトルコに行った(&ブルガリアね)。そのころは二人とも定職についていなかったので、年末年始に21日間かけて長丁場の貧乏旅行を敢行。職もないのに旅行に出かけちゃう辺り、無計画人生のきわみかも。

私にとっては初めてのイスラム圏だったのでかなり興奮した。2度目のトルコ上陸を果たしたムッシュがコンダクターとなり、あっちこっちの寺院や遺跡、自然が作る奇怪な風景などを堪能した。
久しぶりにアルバムを引っ張り出したら、思い出から漏れていた恐ろ笑える写真が出てきたので、せっかくだからアップすることにした。
場所はトルコ観光の要イスタンブールの地下宮殿。柱がかなり恐怖です。

歴史ある古都にはどこにも地下水道があるような感じだけれど、この地下宮殿も貯水槽として西暦530年当たりに造られたらしい。
コリント様式の石の柱がズラリと並ぶ様は圧巻。薄暗い地下空間に水が波打っていて幻想的ですらあった。
この柱、イスラム教徒とキリスト教などの異教徒との対立の歴史が深く、地下宮殿が造られた時は、破壊した異教徒の神殿の残骸を運んで建築材料にしたらしい。
それが問題。

宮殿の奥に進むと、柱の土台部分に不気味なメデューサが登場。しかも逆さま。

解説によると、異教徒の神殿にメデューサの頭部が落ちていて、高さが足りなかった柱の補足にピッタリだったことから、地下宮殿まで運んで設置したとか。おいおい、付け足し用かよ!
頭を上に設置しようとしたが、なかなか怖かったし災いが起こるといけないということで、一つは逆さまに、もう一つは横向けに据えたという。無茶苦茶な知恵の絞り方。
一応『魔よけ』として安置されたという説もあり、だとしたら効力は絶大な物かと推測される。

今はすっかり緑の苔に覆われていて、逆さまに据えられた悲しきメデューサの眼からは緑色の涙が流れている。コ・・・コワイ・・・

トルコを周遊した感想としては。さすがオスマントルコ帝国、歴史も面白トピックも半端じゃ済まさないなぁ。
これですっかりトルコフリークになってしまった。ムッシュの策略成功(ムッシュはトルコキチガイ)

0 Trackback
まだトラックバックは寄せられていません。
Trackback URL 
4 Comment
Post Comment »
  • McCOCK (04/10/27)
  • 最初見たとき、鼻の途中から上がチョン切られて、ちょっと笑ってるサンタの顔に見えたんですが(ってそれもコワイけど)、真実を知ってゾッとしました!
    ムチャクチャこわ?????!(;_; )( ;_;)

    ちなみにムッシュはトルコの人ですか?

  • wataliss (04/10/27)
  • **McCOCKさん**
    あ~~、サンタさんですね、確かに。だまし絵のようだ!!
    そんな『廃材』使うなよって感じですよね。土台用にメデューサなんて、眼が合っただけで石にされそう。
    ちなみに、この逆さまのはまだマシで、横に寝かされたのはどう見ても怖くって載せられませんでした。

    ムッシュは彩の国生まれ、ボーイスカウト経験アリの日本男児です。

    彼はある夜、竹芝桟橋の淵に座り自分の半生を振り返りながら
    「何かしたい。何所かに行きたい。この海の向こうには何があるんだろう・・・・トルコ?」
    という意味不明な閃きをして、トルコを3ヶ月ほど彷徨ったそうで
    帰国後再びトルコに行く金を貯める為に上高地に来たんですよ。

    書いていたらナンカすご~く危険な発想の人と一緒になったんだな、と沁みてきた(汗)
    太平洋の向こうはトルコじゃないし。

  • McCOCK (04/10/27)
  • 桟橋近くの屋台のラジオから『飛んでイスタンブール/庄野真代』かなんか流れてたんでしょうかね(笑)

    あぁボーイスカウト・・・
    おいらの「子供の頃やっときゃよかったベストテン」の上位に入るのがボーイスカウトです。
    兵役の義務がない日本では必要不可欠な経験ですよね。
    特にロープワークとか。
    あらゆる状況に合わせて手際よく結べる人なんか見るとクヤシー!

  • wataliss (04/10/27)
  • **McCOCKさん**
    ムッシュ自身も「何でトルコが思い浮かんだのか分からない」そうです(涙)
    まぁ、よく聞く観光地には行きたくなかったらしいので、それでトルコなんでしょうね。
    ちなみに初海外がトルコだそうです。

    『縄の結び方@ボーイスカウト』な本が今も我が家にありますよ。
    ムッシュもあの頃の体験や思い出は貴重だと言っておりまして、子供が出来たら入れたいなぁと思っています(聞けば結構サバイバル)。

    大道具さんでボーイスカウト→海上自衛隊経験者がいて、この人は最強でした。
    コイツがロープをかけると半端な人じゃほどけません(撮影だとputit迷惑)。
    自衛隊の中であったロープ大会?で優勝したそうです。恐るべし。

Commentform

  • *印は必須です(メールアドレスは表示されません)

コメントをプレビューしますか?

チェックを入れるとコメント入力欄に記入された内容が枠内に表示されます
(お使いのブラウザによってはご利用できない場合があります)

  • スパム防止のためコメント投稿には画像認証必須になっております。画像の5文字をご入力の上、『POST』ボタンをクリックして下さい。
  •  
Search